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たんぱく質:アトピーなど誘発、仕組み解明

免疫細胞やがん細胞を活性化させるたんぱく質で、過剰に働くとアトピー性皮膚炎やがんなどを招くと考えられている「NF?κ(カッパー)B」が、活動を始める仕組みの一つを、大阪大の岩井一宏教授(生化学)と徳永文稔准教授(同)らが発見した。治療薬開発の手がかりになる成果という。12日、英科学誌「ネイチャー・セル・バイオロジー」に論文が掲載される。
岩井教授らは、人体の中で、不要になったたんぱく質の分解を担っているたんぱく質の一種「ユビキチン」に着目した。マウスの細胞を使った実験で、ユビキチンの分子が直列にいくつもつながった「ポリユビキチン」が、別のたんぱく質と結びついて、NF?κBに活動を始めさせることを確認した。
NF?κBの活性化を抑える薬には、ステロイド剤などがある。しかし他のたんぱく質にも作用する...